2025年8月22日に発売された浜辺美波の写真集「25」。
25歳の節目となるこの作品は、私としては、浜辺美波の写真集として、最高傑作になったと感じた。
では、なぜ、そう感じたのか?
今回は、その理由について迫っていきたい。
前作より華やかさはないが・・・
まず、表紙の印象から語っていきたい。
↓が「25」の表紙となっている。

そして、↓が前作「20」の表紙だ。

背景から、装飾品まで正反対の印象を受ける。
すっぴんでプライベート感のある「25」は、まるでモノクロの世界で脚色がなく、浜辺美波の表情もありのままという印象を受ける。
対して、前作の「20」は、夏を感じさせる華やかな装飾品と、濃いめの化粧で派手な印象を植え付ける。
どちらもいいのだが、個人的には、「25」のコンセプトの方が、浜辺美波の透明感のある魅力が前面に出ていて好きなのだ。
コンセプトの時点で、「25」は、前作の「20」を上回っていると私は、思った。
そして、「20」は、撮影が夏だったこともあって、水辺での露出多めの写真も収められている。
背景となる風景も色とりどりで観ていて楽しい作品だった。
一方で、今回の「25」は、冬の暖かそうな装いに身を包んだ写真がほとんどで、露出はほとんどない。
背景も「20」とは反対に、デジタル感のある無駄の無い風景が意図して選ばれている。
オランダのアムステルダムの風景に浜辺美波は、とてもよく映えている。
真剣な表情と眼差し
「25」は、露出がほとんどないことが、とても良い作用をもたらしていると思う。
それは、読者への媚がないということでは、ないだろうか。
浜辺は、この写真集についてこう語っている。
あまり背伸びしすぎずに、ちょっとはするけど、等身大の自分をたくさん納められたらいいなと思って今回撮影しました。お仕事だけどちょっと旅行みたいな気持ちも持っていったので、プライベート感も残っているんじゃないかなって思っています。今の自分を最大限に引き出していただいて、自分も今できる最大限を写真に納めていただけたらいいなという気持ちで挑みました
きっと、このコンセプトが功を奏している。
その証に、「25」には、無理に笑っているような写真も少ない。
それどころか、真っ白の背景にすっぴんの顔、そして無表情の浜辺の写真が、最後の方には、立て続けに掲載されている。
浜辺美波ファンの中には、「シン・仮面ライダー」でみせた真剣な表情と眼差しをきっかけに彼女を好きになったという人も少なくないはずだ。(かくいう私もその内の一人である)

だからこそ、「シン・仮面ライダー」の視聴者に媚びたようなルリ子の着替えシーンや、後半でみせた”デレ”は余計なのだ・・・。
話がそれてしまったが、そんな真剣な表情と眼差しを湛えた浜辺美波を求めている人には、この写真集は、期待に応えてくれる作品になっていると私は、思うのだ。
無表情だからこそ

寒い季節の透徹した空気の中で、浜辺美波の表情のない顔は、さらにその美しさを増幅させ、光をすべて反射しているかのような錯覚さえ読者にもたらす。
もちろん、かわいいところも浜辺美波の魅力なのだが、なによりの彼女の魅力は、真剣な表情と眼差しをしたときに現れる雰囲気にあると個人的には思っている。
浜辺美波には、取り繕った笑顔や露出姿は不要だ。
彼女の魅力はもっと別のところにある。
大人になったのだと世に知らしめることになるであろう、この「25」を皮切りにもっと役者としても、良い役を選んでいってほしいなと思う。
(「アンダーニンジャ」のような作品には、あまり出ないでほしい。)
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